2021年11月2日放送

重文千葉家住宅保存修理工事見学会

国の重要文化財に指定されている千葉家住宅の第3期保存修理工事が行われている中、おととい(10月31日・日曜日)、大修理工事の様子の見学会が開催されました。重文千葉家は、5年前の平成28年6月から第1期保存修理工事が始まり、現在は第3期を迎え、曲がり家の馬家部分の組み立てや構造補強、大工小屋・稲荷神社の石垣修繕などの工事が進められています。この日は、その修理工事の過程を担当者の解説付きで見ることができる見学会が開かれ、参加者は、なかなか見ることができない工事途中の千葉家を間近で見学しました。解説は、市文化課の黒田篤史さんが務め、現在工事が進められている主屋の屋根の骨組みや稲荷神社などを見て回り、工事の進捗状況などを説明しました。また事務所前では、『重文千葉家の活用を考える会』によるもの作り体験ブースや、千葉家の梅で作った梅干しの限定販売ブースが設けられていました。なお、重文千葉家住宅の保存整備は、令和9年度にすべて完了する予定で進められ、工事の様子については市ホームページで確認することができます。

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