2021年10月27日放送

児童たちが木工団地を見学

遠野小学校の児童たちが先週水曜日(20日)青笹町の木工団地を訪れ、自分たちが普段、学校で使用している「机」と「いす」がどのように作られているのか見学をしました。この見学は、これからの地域を担う子どもたちに森林をもっと身近に生活を豊かにするものとして感じてもらおうと、遠野市が岩手県の補助金を活用して実施しました。この日は、社会科の授業でものづくりについて学習をしている遠野小学校の5年生35人が、木工団地内にあるノッチ・アート遠野を訪れました。児童たちは、ノッチ・アート遠野の佐々木孝博業務部長に工場内を案内してもらいながら、自分たちが普段、学校で使用している「机」と「いす」がどのように作られているのか見学しました。この中で児童たちは、「机」と「いす」の材料に遠野産のカラマツや岩手県産のナラ、アカマツが使われていることや製造のほとんどが作業員手作りで行われていることを知り、ものを大事にする大切さも学んでいました。また、この日は、木工教室も開かれ、児童たちは、「ペン立て」作りを体験し、木に親しんでいました。なお、遠野小学校5年生は、見学した内容を含めながら、さらに、ものづくりについて学びを深めていくということです。

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