2021年10月15日放送

遠野遺産認定調査委員会 意見書を提出

遠野遺産認定調査委員会がきのう(14日・木曜日)、本田市長に意見書を提出しました。遠野遺産は、先人から受け継がれてきた豊かな自然や伝統的な文化などを次の世代に残していこうと、14年前の平成19年から遠野市が取り組んでいます。きのうは、遠野遺産認定調査委員会の委員長を務める岩手大学名誉教授の広田純一さんが今月5日に開かれた調査委員会で審議し、認定が妥当であるとした5件についての意見書を本田市長に提出しました。今回、認定が妥当であると判断されたのは、遠野町第11区自治会が推薦した「五百羅漢」。綾織町第7区自治会が推薦した「宇迦神社」と「宝龍大権現」。附馬牛町第1区自治会が推薦した「小倉稲荷神社」。そして、達曽部地域づくり連絡協議会が推薦した「遠野宮守わさび」の5件です。本田市長は、「遠野遺産を市民や地域の力で磨きをかけ魅力を高めながら発信していきたい」とあいさつしていました。なお、推薦された5件が正式に認定が決まると、ことし12月13日に開催予定の遠野文化遺産セッションの中で、遠野遺産認定証が交付されることになっています。

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