2021年10月12日放送

遠野市戦没者追悼・平和祈念式

遠野市戦没者追悼・平和祈念式がきょう(12日・火曜日)あえりあ遠野で行われました。遠野市が主催するこの式典は、第二次世界大戦などで犠牲となった戦没者の冥福を祈り、恒久平和を誓うため毎年この時期に行われています。去年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止となりましたが、ことしは予防対策の徹底と規模を縮小しての開催となりました。きょうは、戦没者の遺族などおよそ100人が参列しました。式典では、参列者が黙とうをささげた後、本田市長が「戦没者の方々がかけがえのない命で示した戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて深く心に刻み、恒久平和を願い求めるとともに、永遠の日本のふるさと遠野の更なる実現を目指して市民の皆さまと力をあわせ共に歩んでいくことを誓います」と式辞を述べました。続いて遠野市遺族連合会の菊池源悦会長が追悼のことばを述べました。この後、献花が行われ、参列者は静かに手を合わせ、戦没者の冥福を祈っていました。式典の最後には、非核平和都市宣言も読み上げられ、参列者は核兵器の廃絶と平和を誓っていました。

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