2021年10月7日放送

大手航空会社による農業留学2021

大手航空会社による農業体験などをする短期農業研修が今週日曜日(3日)から遠野市で始まっています。大手航空会社JALは、農林水産省の農山漁村振興交付金採択事業の一環で、首都圏と地方との関係人口拡大による地域活性化を目指そうと、移住や就農に関心のある人を対象に遠野市をはじめ、秋田県や宮城県で農業体験ができる短期農業研修、「JAL農業留学2021」を実施しています。この研修は、参加者が対象地域におよそ2週間滞在し、農業者やその地域に暮らす人たちとの交流を深めながら、地域の暮らしや農作業を実体験する内容となっています。そうした中、遠野市では、今週日曜日から新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、PCR検査を受け東京や千葉、神奈川など首都圏から参加した11人が農業体験を行っています。取材に伺ったきのう、参加者たちは、小友町で農業を営む菊池陽佑さんの田んぼで、刈り取った稲を天日に干す「はせがけ」に挑戦し、昔ながらの米作りの方法に理解を深めていました。なお、参加者たちは、来週16日・土曜日まで遠野に滞在しながら、農業体験をはじめ、遠野の6次産業化やグリーンツーリズムなどの取り組みについて研修するということです。

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