2021年9月23日放送

災害に係る住家の被害認定研修

自然災害などにより住家が罹災したことを認定する被害認定研修が、おととい(21日・火曜日)市役所本庁舎などを会場に開かれました。この研修は、9月の防災月間に合わせここ数年多発する地震や大雨などの自然災害により、多くの住家に被害が出た場合を想定しての研修として実施されました。この日、講師を務めたのは、3年前に北海道胆振東部地震が発生した際に、住家被害認定調査支援要員として安平町に派遣され業務を従事した市税務課の宮守靖友さんです。宮守さんは、安平町で住家が被害を受けたことを証明する、罹災証明書を発行するための住家被害認定調査に従事し、そこで得た知識や経験を基に被災認定調査マニュアルを作成しました。この日は、そのマニュアルを使って、市税務課の職員に調査を行う上で基準となる割合の算出や測定の仕方についてポイントを説明しました。続いて、穀町にある旧遠野商工会館に移動し、家屋の傾き具合いや破損状態を確認する実地研修が行われました。研修を受けた職員は、いつ起こるか分からない災害に対しての備えや知識を深めていました。

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