2021年9月15日放送

認知症キッズサポーター養成講座

9月は、世界アルツハイマー月間となっています。そうした中、土淵小学校で、きのう(14日・火曜日)認知症について理解を深める認知症キッズサポーター養成講座が開かれました。遠野市では、認知症の人やその家族を温かい目で見守りながら地域で支えていくために、認知症についての正しい知識と接し方を学んでもらおうと市内の学校や事業所などで養成講座を開いています。きのうは、土淵小学校の4年生11人を対象に講座が開かれ、認知症サポーターを育てる活動をしている「キャラバン・メイト」のメンバーが認知症について説明をしました。認知症は、さまざまな原因で脳の細胞が死んでしまい、脳の働きが悪くなってしまうためにおこる脳の病気です。講座では、メンバーたちが認知症の症状や脳の役割などについて道具を使ったり寸劇をしたりして、児童たちにわかりやすく教えていました。また、講座では、児童たちに実際に認知症の人との接し方も学んでもらおうと、メンバーが認知症の人に扮して児童たちと接する体験も行われていました。この講座で児童たちは、認知症への理解を深めたほか、認知症の人との接し方についての心構えも身に付けた様子でした。

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