2021年9月9日放送

こども本の森 遠野 オープンから1カ月

こども本の森遠野は世界的建築家・安藤忠雄さんが復興のために沿岸とともに歩んできた遠野市に贈った文化施設です。多くの人から期待を受けてことし7月にオープンしたこども本の森遠野。およそ1カ月で3167人が訪れ、このうち15%ほどが沿岸地域から訪れたということです。また、一般の利用のみならず、市内児童館・児童クラブの校外学習や、県内小学校の修学旅行などの予約も増えてきているということです。環境も整ってきています。整備中だった駐車場が完成し、先週土曜日からは利用できるようになりました。駐車場は建物裏側に整備されており、駐車台数は13台となっています。取材に伺った今週日曜日は、さまざまな年代の人が訪れ、本の世界に入り込んでいる様子でした。先月12日、岩手緊急事態宣言が発令されました。そうした中、こども本の森遠野は、オープン当初から入場制限や館内の消毒など感染症対策を徹底していたこともあり、通常通り運営しています。こども本の森遠野では、親子で楽しめるイベントの企画なども行われていて、子どもから大人まで幅広く本に親しむ機会を作っています。

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