2021年9月7日放送

9月遠野市議会定例会一般質問

9月遠野市議会定例会は、きょう(7日・火曜日)も一般質問が行われ、3人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、多田勉議員、瀧本孝一議員、佐々木敦緒議員の3人が登壇し、市の考えをただしました。その中で、市内の妊娠している女性の把握とワクチン接種状況の実態把握についての質問が出されました。市によりますと、現在、10月以降に出産を迎える予定の妊婦は48人となっていて、そのうち、今月1日時点ですでにワクチン接種を済ませた妊婦は9人、今後、接種を予定している妊婦は19人、市が設定する優先接種枠での接種を希望する妊婦は9人ということです。そして、万が一、妊娠している女性が新型コロナウイルスに感染した場合は、現状では、市が患者の個人情報や措置した状況を直接的に把握することができないことから、保健所からの感染者情報の提供や支援要請があった場合には、協力・連携して対応していく体制であるということです。また、市内の児童生徒に感染者が確認された場合の対応について菊池教育長は、「学校クラスターといった感染規模や状況に応じて児童生徒の出席停止、学級または学年閉鎖、学校休業の対応をとる」と答弁しました。ほかに、鱒沢地区センター整備の質問について本田市長は、「単なる一施設の整備だけでなく、地域全体を見渡し支え合う小さな拠点でのコミュニティを維持する地区住民の拠り所としてのモデルとなるコンパクトで多用途な利用施設となるよう整備を進めていきたい」とした上で、整備に向けた進捗状況については、「年内をめどに取得用地の全体整備を含む基本計画書の作成を進めており、作成後は、実施設計や建設に係る具体的な整備内容の説明に全力をあげていきたい」と考えを示していました。なお、9月遠野市議会定例会は、あす8日から決算特別委員会、来週14日からは予算等審査特別委員会、そして、最終日の16日に本会議が開かれ、議案の採決が行われます。

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