2021年8月24日放送

市長記者懇談会

8月の市長記者懇談会がきょう(24日・火曜日)とぴあ庁舎で開かれ、遠野市の一般会計補正予算案などについて発表がありました。本田市長は冒頭、きのう(23日・月曜日)岩手県が新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置の適用を政府に要請したことについて「市としても対応を急がなければならないと考えている。県からの情報を受け、どのように向き合うのかしっかりと確認していきたい」と述べました。この後、9月遠野市議会定例会に提出する一般会計補正予算案について歳入歳出にそれぞれ2億548万9000円を追加し、予算総額を181億9677万7000円とすると発表しました。このうち、新型コロナウイルス感染症対策事業としてワクチン接種の体制確保など予防対策事業におよそ7980万円。資金繰りのための制度融資を受けた事業者の支援や、就学援助などの経済対策事業におよそ3003万円となっています。このほかの主な内訳としてことし6月と7月に発生した大雨・台風の被害を受けた農業用施設の復旧費などにおよそ3525万円となっています。また、第2次遠野市総合計画の令和2年度のまちづくり指標について131指標のうち34指標が達成、25指標が概ね達成、72指標が未達成だったということです。本田市長は、「コロナの影響を大きく受けたと考えている。この数字は真摯に受け止めなければならない」と述べていました。このほか、来月25日(土曜日)松崎町にある宮代W遺跡で発掘調査の現地説明会が開かれることについて発表がありました。なお、定員は50人となっており、新型コロナウイルス感染症対策のため電話による事前申し込み制とするということです。また、遠野市や大槌町など岩手県を舞台にした映画「岬のマヨイガ」が今週金曜日(27日)から全国で公開されることについても発表がありました。

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