2021年8月17日放送

聖火フェスティバル遠野市採火式

東京2020パラリンピック聖火フェスティバル遠野市採火式が、先週、木曜日(12日)本庁舎で実施されました。来週、24日(火曜日)から始まる、東京2020パラリンピックを前に、岩手県では、先週、木曜日(12日)からきのう(16日)まで県内33市町村で採火式が実施されました。県内でつくられた火は、きのう(16日)、盛岡市で一つとなり開催都市となる東京都に送り出されます。先週、木曜日(12日)は、手指消毒やマスクの着用など新型コロナウイルス感染症対策が徹底される中、本庁舎でも、遠野市採火式が行われました。式では、市内中学校の生徒や福祉関係者など9人が採火者として出席し、マイギリ方式という火の起こし方で「遠野市の火」をつくりました。3つのグループに分かれた採火者たちは、慣れない火起こしの作業に苦戦しながらも、全員で協力しながら作業を進めていました。このあと、9人が力を合わせて起こした火を、用意された聖火台に集め「遠野市の火」を完成させていました。「つなげる遠野の絆の火」と命名された「遠野市の火」は、「東京2020大会をきっかけに遠野のみんなが一つになってほしい」という思いが込められています。続いて、本田市長から、遠野市の代表として岩手県の集火式に出席する遠野中学校の白金太一さんに、市民の思いが託された「遠野市の火」が手渡されました。受け取った白金さんは、「こうした役割に誇りを持ち市民の代表としてしっかりと遠野の火を届けたいと思います」とあいさつしていました。なお、白金さんは、きのう(16日)、盛岡市で実施された岩手県の集火式に遠野市の代表として出席し、「遠野市の火」を届けたということです。

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