2021年7月26日放送

遠野市観光協会 理事会

遠野市観光協会の理事会がきょう(26日・月曜日)、新穀町にある遠野第7区自治会館で開かれました。遠野市観光協会では、今年度、組織強化に向けて先月の定時総会で理事の定数10人のうち半数のポストが入れ替わり、農業や歴史、文化に精通する30代から50代の男女を新任するなど、若返りが図られました。そうした中、きょうは、新体制発足後、初となる10人の理事全員が出席して理事会が開かれました。初めに遠野市観光協会の三浦芳昌会長が「コロナ禍という厳しい状況にある中でも行動力、機動力、破壊力を持ち合わせた若返ったメンバー協力のもと一つ一つの困難を乗り越えていきましょう」とあいさつしました。この後、議題に入り、遠野市観光協会が先月、岩手県知事に申請をしていた旅行業への登録が来月中に許可が出る見込みであることから、許可後に取り組む新たなツアー企画について協議されました。それによりますと今年度は、遠野市観光協会が実施主体となり観光庁の補助金を活用して、遠野の文化や歴史、風習などさまざまなコンテンツを生かしたモニターツアーを試験的に開催し、課題点や観光客が求めるニーズを検証しながら、来年度からの本格運用に向けて準備を進めていくことが確認されていました。また、コロナ禍における「新しい生活様式」の実践に向け工夫する点として、イベントの実施にあたっては、オンライン配信の活用。体験コンテンツの提供にあたっては、密の回避をはじめ、自由度の高い移動を可能とするBluetoothイヤホン・マイクを導入していくことが挙げられていました。なお、遠野市観光協会では、今後、理事会を定期的に開催し、若返った理事の意見や知恵を積極的に吸い上げながら遠野の観光振興に繋げていくとしています。

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