2021年7月13日放送

食育出前授業考えよう!明日の体づくり

大手食品会社による食育出前授業が先週金曜日(9日)、遠野西中学校で開かれました。この出前授業は、一生涯の中でも発育急進期にあたる中学生たちに成長を促していくため必要となる食事について、栄養素の働きやバランスの良い食事をとることの大切さを学んでもらうことで、食に関する自立を促そうと、オリンピック・パラリンピック教育支援プログラムに取り組んでいる大手食品会社明治が開きました。全校生徒113人を対象に開かれた出前授業では、マスクの着用や窓を開け換気を良くするなど新型コロナウイルス感染症予防対策が取られる中、講師は、明治の栄養士阿部裕子さんが務めました。阿部さんは、冒頭、岩手が生んだスーパースター大谷翔平選手をはじめとする、日本のトップアスリート3人の食事例を紹介。どのアスリートたちも世界で通用する強い体づくりのため、共通して主食、主菜、副菜、果物、牛乳、乳製品といったバランスの良い食事を毎日、きっちりとっていることを話しました。そうしたことから今、成長期を迎えている中学生を前に阿部さんは、これからの体づくりで必要となってくる栄養素、「カルシウム」と「たんぱく質」を普段からとっていく大切さについても伝えていました。また、出前授業では、運動の大切さについても学んでもらおうと、バランス能力を高めるとされるオリジナル体操も行われました。生徒たちは、これから元気で強い体づくりをしていくうえで重要となってくる毎日の食事や運動について理解を深めた様子でした。

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