2021年7月1日放送

ボッチャ体験会

遠野中学校と花巻清風支援学校遠野分教室中学部の生徒たちが、今週月曜日(28日)パラスポーツのボッチャを体験しました。その様子が届きましたのでお伝えします。この体験会は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をきっかけに、当事者の視点に立った共生社会の考え方やパラスポーツについて学ぶことを目的に遠野市が開きました。講師は、遠野中学校出身で順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科出身の朝倉海さんが務めました。ボッチャは、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツでパラリンピックの正式種目となっています。ルールは、ジャックボールと呼ばれる白い球へ向けて、他のボールを投げたり転がしたりしてその近さを競います。ボッチャを体験する生徒たちは、講師からボールの扱い方を学びながら徐々に感覚をつかみ楽しんでいる様子だったということです。また、この日は共生社会とパラリンピックを題目に順天堂大学とリモート講義も行われ、パラリンピックの種目やバリアフリーについての考え方などが紹介されました。生徒たちは、「パラリンピックに興味を持てた、共生社会について考える良いきっかけとなった」と感想を話し、共生社会の考え方に理解を深めていたということです。

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