2021年6月29日放送

コンポスト講座

環境に優しく生ごみを処理するコンポストの講座が、先週(23日・水曜日)土淵地区センターで開催されました。この講座は、持続可能な開発目標であるSDGsについて学び身近なことから実践しようと、土淵町生涯学習講座として土淵町地域づくり連絡協議会が開きました。この日(23日)は、およそ15人が参加する中「食を土に還すコンポスト講座」として、初めに、SDGsについて講話が行われました。その中で、普段の生活の中で取り組める木製コンポストを使った生ごみ処理方法について説明がありました。木製コンポストは、黒土で生ごみを分解し特殊な菌や電気などは使用せず、昔ながらの土に還す方法で土だけではなく太陽や風の力も活用します。また、透明波板と左右の隙間で土の表面を乾かすことで、湿気や臭いが気にならず一般的なプラスチック製のコンポストよりも扱いやすいということです。このあと、講座では、参加した人たちで実際に木製コンポストを製作しました。参加した人たちは、環境に負担をかけずゴミの消費量を減らす取り組みに理解を深めながら、黙々と作業を進めていました。なお、土淵町地域づくり連絡協議会では、今後も、「一人ひとりの熱意と活力で持続可能なまちづくり」を目標に掲げ、地域に寄り添う活動に続けていくということです。

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