2021年6月14日放送

6月遠野市議会定例会一般質問始まる

6月の遠野市議会定例会の一般質問がきょうから始まり、4人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、萩野幸弘議員、佐々木敦緒議員、菊池美也議員、小林立栄議員の4人が登壇し、主に新型コロナウイルス対策の現状やワクチン接種体制の進捗状況などについて市の考えを正しました。このうち、新型コロナウイルス対策の現状について本田市長は、何物にも代えがたい市民の命と健康、そして暮らしをしっかり守るために引き続きコロナ対策に取り組んでいくとした上で、新型コロナウイルスワクチン接種について、1人でも多くの市民に理解いただき接種していただけるようきめ細やかな対応をしていく考えを示しました。そうした中、市の65歳以上の高齢者へのワクチン接種の予約率及び接種率については、県全体の接種率より高い水準で推移しているということです。また、接種予約の際にコールセンターへの電話予約がつながらないといった苦情が相次いだことから、今後開始される64歳以下の接種については、インターネット予約の導入や年齢などで区分した段階的な予約など、予約方法について工夫していく考えも示していました。このほか、高度情報通信社会における遠野テレビの将来像についての質問に対し、本田市長は、「人口減少が進む中今回整備する情報通信網で市民の情報共有・発信というインターネット社会にどう立ち向かうのか、10年後・20年後を見据えた遠野テレビのあるべき姿を今のうちからしっかり議論したい」と考えを述べました。さらに、現在進められている光ファイバー化工事の投資額に見合う効果の追求についての質問では、現代の情報社会に続く新たな基盤整備として様々な知識と情報が共有された、次の社会に必要な設備であると答えていました。なお、6月の遠野市議会定例会はあすも一般質問が行われる予定となっています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.