2021年6月2日放送

いきいき百歳体操 体験会

青笹もりもり健康塾がきのう(1日)開かれ、参加者が介護予防を目的としたいきいき百歳体操を体験しました。会場となった青笹地区センターでは、手指の消毒や検温、マスクの着用などが徹底されました。青笹もりもり健康塾は、町民が元気でいきいきと暮らせる地域にしようと青笹町の健康づくりサポーターが3年前から開いています。きのうは、町民主体で無理なく身体づくりに取り組んでいけるきっかけづくりとして、ことし2月から遠野市が本格的に取り組んでいる介護予防を目的としたいきいき百歳体操が盛り込まれました。体験会には、60代から90代までのおよそ30人が参加し、初めに、いきいき百歳体操について健康福祉の里の保健師から説明を受けました。いきいき百歳体操は、高知県で考案された「おもり」を使った筋力運動の体操で、全国的に効果が実証されていることから遠野市でもことし2月から本格的に取り組まれています。およそ30分間の中で、準備体操、筋力運動、整理運動があり、筋力運動では、調整可能な重りを手首や足首に巻きつけてイスに座ってゆっくりと手足を動かしていきます。今回は、体験会ということで、「おもり」を使わずに行われましたが、参加者は、効き目の大きさを実感している様子でした。終わりに、いきいき百歳体操について、遠野市の支援内容や実施するための条件について説明がありました。説明した保健師は、週に一回から二回行うことで筋力アップにつながる他、通いの場として取り組むことにより継続することや閉じこもり予防などにつながることも伝えていました。参加者は、新しい身体づくりの方法に刺激を受けていた様子でした。なお、参加者に対して青笹もりもり健康塾では、自分にあった身体づくりを探してもらえればと呼びかけています。今月は、町内の男性を対象とした大根のキムチ漬け・カクテキづくりや体をほぐすための健康体操が予定されているということです。

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