2021年6月1日放送

上郷小学校に苗木の引き渡し

2年後に岩手県で開かれる全国植樹祭を前に、苗木の引き渡し式が先週金曜日(5月28日)上郷小学校で行われました。岩手県では、令和5年に陸前高田市で開催する全国植樹祭に向けて、緑の少年団や小・中学校の子どもたちに苗木の栽培に協力してもらう「苗木のスクールステイ」の取り組みを進めています。遠野では市内の森林愛護少年団10団体がこの取り組みに参加することになっており、先週金曜日には、上郷小学校で苗木の引き渡し式が行われました。初めに、遠野農林振興センターの職員が、今年度、上郷森林愛護少年団として活動する上郷小学校の3年生に、全国植樹祭や育てる苗木について説明しました。このあと、代表の児童が「がんばってお世話します」とヤマツツジの苗木10本とじょうろを受け取りました。今後、県では、ほかの市内の森林愛護少年団にも順次苗木を届けるということです。なお、ヤマツツジは、ことしの12月まで各森林愛護少年団で育てたあと、県が引き取り、2年後の全国植樹祭で高田松原津波復興祈念公園の一角に植えられるということです。

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