2021年5月31日放送

成人式のあり方検討会

成年年齢引き下げに伴う成人式のあり方検討会が、先週木曜日(27日)あえりあ遠野で開かれました。この検討会は、民法の改正により来年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げとなることから、遠野市の成人式対象年齢を設定するにあたり意見を聞き、決定の参考とするために開かれました。会場では、手指消毒や席の間隔を開けるなどの新型コロナウイルス感染症対策がとられる中、成人式実行委員会経験者や今後対象となる高校生とその世代の保護者が出席しました。会では、出席者一人一人が遠野市の成人式対象年齢を「現行の20歳で開催する」かや、「改正を踏まえ18歳で開催する」、または「その他」のいずれかを選択した上で、その理由を述べました。意見聴取の結果、「大人としての自覚を持ち始めるのが20歳」、「高校卒業後、お互いの経験を共有する場となれば20歳が妥当だと思う」といった理由から、出席者全員が成人式の対象年齢を「現行の20歳で開催する」を選択していました。なお、成人式の対象年齢の決定については、この日出された意見を踏まえて、今後、遠野市と遠野市教育委員会が協議していくということです。

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