2021年5月28日放送

緑峰高校で田植え実習

毎年恒例となっている緑峰高校の田植え実習が、きのう(26日・水曜日)学校近くの田んぼで行われました。緑峰高校では、昔ながらの手作業による田植えを体験することで、食農文化に対する理解を深めようと毎年、田植え実習を実施しています。きのう(26日)は、生産技術科と情報処理科の1年生が、緑峰高校が所有する学校近くにある15アールの田んぼに、遠野市が力を入れ生産拡大を進めている「いわてっこ」の苗を植えました。「いわてっこ」は、20年前の平成13年に岩手県のオリジナル水稲品種として誕生したお米で、適度な粘りと冷めてもおいしいことが特徴です。生徒たちは、ひんやりとした泥の感触と思うように進めない田んぼの中の移動に苦戦しながらも、徐々に感覚をつかみ丁寧に田植え作業を進めていました。なお、今後は、生徒たちが秋の稲刈りまで水田の管理を進め緑峰高校の文化祭や情報処理科の生徒が授業で取り組むネットショップで、収穫したお米を販売する予定ということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.