2021年5月27日放送

3年ぶりの天体ショー「皆既月食」

さて、きのう(26日・水曜日)、夜空を見上げた方も多かったのではないでしょうか。月が地球の影に覆われる皆既月食が、きのうの夜、3年ぶりに日本で観測されました。果たして遠野市内ではどうだったのでしょうか。皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並び、満月が地球の影に覆われる現象です。さらに今回は、1年のうちに最も大きく満月が見られるスーパームーンという状態と重なりました。きのうの午後8時ごろから市内のある場所で撮影しました。この時間帯は、月が雲に覆われてしまい、くっきりとした皆既月食を見ることが出来ませんでしたが、皆既月食が終わる午後8時30分ごろ、一部分ではありますがうっすら赤黒く光る月を見ることが出来ました。その後は、ゆっくりと部分月食が進み、午後10時ごろ、元の満月の姿に戻りました。なお、国立天文台によりますと、次に皆既月食が見られるのは、来年の11月8日、皆既月食とスーパームーンが重なるのは、12年後の2033年10月8日ということです。。

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