2021年5月20日放送

遠野市社会福祉協議会にレシピ本 贈呈

遠野市社会福祉協議会に大手食品メーカーからきのう(19日・水曜日)、レシピ本が贈られました。きのう、遠野市社会福祉協議会にレシピ本を贈ったのは、食を通じた社会貢献活動に取り組む、味の素ファンデーションです。こちらの会社では、東日本大震災が発生した平成23年10月から、被災地復興応援プロジェクトの一環として、料理教室である「健康・栄養セミナー」を岩手、宮城、福島でそれぞれ開催してきました。この内、遠野市では、震災の翌年の平成24年7月から2年前の平成31年3月まで月1回のペースで開催され、これまでにおよそ90回、延べ2,000人にのぼる仮設住宅で暮らす人や被災した人たちの参加があったということです。レシピ本の贈呈は、「健康・栄養セミナー」が平成31年3月に終了したことを受け、およそ9年間に渡って参加者とともに作ってきた料理の数々が1冊のレシピ本として完成したことから行われました。きのうは、かつてセミナーに参加したことのある3人をはじめ、社協の職員が出席する中、味の素ファンデーションの山田幹夫さんからレシピ本90冊が贈られました。なお、今回贈られたレシピ本は、遠野市社会福祉協議会を通じて、災害公営住宅に暮らす人や参加した人たちに配布されるということです。また、レシピ本については、遠野市社会福祉協議会まで問い合わせください。

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