2021年5月17日放送

市内中学校大運動会・体育祭

市内3つの中学校で大運動会と体育祭がおととい(15日・土曜日)開催され、コロナ禍の中でも生徒たちが熱戦を繰り広げていました。ことしも市内3つの中学校では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、用具の消毒や種目の数を減らすなど対策をとる中で、大運動会と体育祭が実施されました。そうした中、遠野中学校・花巻清風支援学校遠野分教室の大運動会では、去年に続いて保護者や来賓を入れず、無観客で開催となった中徒競走やチャンスレース、団体競技など15種目が行われました。この内、一番の盛り上がりを見せたのは、今年度の大運動会から登場した新種目、「うさぎ追い」です。この種目は、1組団から4組団までの男女別のトーナメント戦で行われ、うさぎの尻尾に見立てた腰に付けた紐を奪い合い、最終的に相手よりも多くの紐を奪った組団が勝ちとなります。「うさぎ追い」が始まると各組団ごとより多くの紐を奪おうとそれぞれの戦略を立て白熱した勝負を繰り広げていました。また、花巻清風支援学校のチャンスレース、『2021花清オリンピック』では、生徒6人がそれぞれ協力をしながら文字が書かれたパネルを運んでいき、一つの言葉を完成させていました。なお、全校生徒358人がスローガンである『一心不乱』のもと全力で取り組んだ大運動会の結果は、競技賞が2組団、応援賞が4組団、パネル賞が1組団、団結賞が3組団となっています。遠野東中学校では、『全力疾走〜思い切り突き進め〜』をスローガンに、全校生徒146人が紅軍、白軍に分かれて勝敗を競いました。生徒たちは、応援合戦や徒競走、団結力が鍵となる団体競技など17種目に挑み、熱戦を繰り広げていました。この内、各学年、男女別に行われた100メートル徒競走では、どの生徒たちもゴールラインを目指し全力で走り抜けていました。ほかにも、紅軍、白軍共に趣向を凝らした応援合戦もあり、生徒たちの頑張りには、保護者や先生から拍手が送られていました。なお、遠野東中学校体育祭の結果については、競技の部が紅軍、応援とパネルの部は、白軍が勝利したということです。遠野西中学校では13種目が行われました。全校生徒113人が紅軍・白軍に分かれ気迫のこもった応援合戦や徒競走などで勝敗を競いました。1年生の学年種目、「輝け!1年旋風!」をはじめ各学年による思考を凝らせた種目が会場を沸かせました。また、全校生徒が男女に分かれ行われた綱引きでも白熱した戦いが繰り広げられました。なお、ことしの遠野西中学校の体育祭では、紅軍が総合優勝を果たしました。

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