2021年5月14日放送

土淵小で語り部のおもてなし

土淵小学校でおととい(12日・水曜日)、土淵小学校が取り組む伝統の子ども語り部のおもてなしがありました。土淵小学校では、20年以上前から遠野の昔話を伝える子ども語り部の育成に取り組んでいます。しかし、去年は、新型コロナウイルスの影響で毎週、伝承園で観光客に披露していた子ども語り部の活動を中止していました。そうした中、今年度からは、学校を訪れる人たちに土淵小学校独自のおもてなしをしようと、児童たちが子ども語り部として昔話を披露しています。この日は、土淵小学校でALTとして外国語を教えているケイレブ・ムーンさんに、2年生の児童が外国語活動の後半に昔話を披露しました。ムーン先生を前に披露した昔話は、児童たちが1年生のときに練習を積み重ねてきたという「とうふとこんにゃく」です。手厚いおもてなしを受けたムーンさんは、一生懸命な児童の様子に満足そうな表情を浮かべていました。なお、土淵小学校では、児童たちが日頃練習している昔話を披露する機会として、積極的に子ども語り部のおもてなしを続けていくということです。

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