2021年5月14日放送

太陽光発電事業者に指導書 手交

小友町外山地区の太陽光発電事業者にきょう(14日・金曜日)、指導書が手交されました。おととしの4月に小友町外山地区の太陽光発電事業地から濁水が発生し河川環境や農業の被害を受けた問題に対し、市では、「小友町外山地区の太陽光発電事業に係る濁水対策等監視委員会」を去年の10月に設置し、問題の早期解決に向けて取り組みを進めてきました。きょうは、監視委員会から問題解決に向けた2度目の助言通知書が提出されたことから、市から太陽光発電事業者に対し指導書が手交されました。指導書には、事業地の早期緑化の実施、濁水の発生防止や外山川への直接流入防止に関する対策を講じることなど5項目が記載されています。指導書を受け取った太陽光発電事業者は、「今回の指導内容について改善を図り、環境の回復に努めてまいりたい」としています。なお、遠野市では、「1日でも早い解決に向けて、監視委員会からの意見をふまえて、引き続き指導していく」ということです。

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