2021年5月11日放送

土淵小児童 植樹体験

土淵小学校の児童がきのう(10日・月曜日)地元の琴畑川上流にある琴畑水源遊々の森で植樹体験をしました。この植樹体験は、児童たちに水の大切さと森林の役割を学んでもらおうと、NPO法人遠野エコネットが中心になり市内の小学校を対象に毎年、取り組まれています。きのう(10日)は、岩手南部森林管理署遠野支署や市の職員がサポートする中、土淵小学校の4年生11人が35本のミズナラの苗木を植樹しました。事前学習として普段飲んでいる水が琴畑川からきていることや森林がもたらす水への関係性を学んできた児童たちは、植樹の方法を教えてもらうとさっそく道具を手に取り作業を進めていました。きのう(月)は、風の強い1日となりましたが児童たちは一生懸命手を動かし、1本1本丁寧にミズナラの苗を植えていました。また、苗を植え終わると、シカの食害を防ぐための棒状の筒を上からかぶせ、児童1人1人の名前を記念に残していました。なお、児童たちは、夏には植樹をした周辺の草刈り体験、秋には苗木の成長を確認しながら木の実を拾うなど、年間を通して森林を学ぶということです。

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