2021年5月6日放送

遠野馬の里でリレーマラソン

遠野馬の里で今週日曜日(2日)、リレーマラソンが行われ、県内から集まったランナーたちが力走を見せていました。このリレーマラソンは、マラソンと地域資源をテーマに馬産地・遠野の魅力発信にもつなげられるようにと遠野市陸上競技協会が初めて開催しました。この日は、新型コロナウイルス感染防止対策として検温や手指消毒のほか参加者は岩手県内の選手に限定されました。本来であれば遠野馬の里のダートコースで行うことになっていましたが、雨により状態が悪く屋根付坂路馬場でのリレーマラソンとなりました。およそ250人が参加したリレーマラソンは、小学生が5km、中学生が10km、一般が20kmの距離をタスキを繋いでゴールを目指します。坂路馬場にはウッドチップが敷かれていて選手たちは慣れない感覚の中ペースを早くつかもうとたすきをつないでいました。賞品も遠野にこだわっていました。実際に使われていた馬の蹄鉄を活用した盾やジンギスカン、遠野の菓子詰め合わせなどが用意されていました。また、会場では、遠野馬の里の協力のもと乗馬体験やポニーとの触れ合いなど馬産地遠野ならではの機会も設けられていました。遠野市陸上競技協会は「事故無く参加者に喜ばれてよかった。できればまた、このような形で継続を考えていきたい」と初めての企画となったリレーマラソンの感想を述べていました。

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