2021年5月5日放送

山崎金勢様まつり

土淵町山崎地区にある金勢神社できょう(5日・水曜日)、山崎金勢様まつりが行われました。このまつりは、子孫繁栄や家内安全などを願って毎年、5月5日のこどもの日に行われている山崎地区の恒例行事です。ことしは、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、去年に引き続き、土淵保育園の年長児による金勢みこしの練り歩きは実施せず、総代と自治会役員が参列して神事のみとなりました。金勢神社の御神体である山崎金勢様は、49年前の昭和47年に砂防工事現場の土砂の中から発見され、それ以降、地区の住民によって子授けや豊作を司る神としてまつられていて、遠野遺産の第46号にも認定されています。神事では、参列者がそれぞれ玉串を捧げた後、地区の男性が御神体にお神酒をかけながら、女性たちがたわしで磨きあげ、子孫繁栄や家内安全、そして、ことしは、新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束を祈願していました。なお、山崎地区では、去年12月に元気な男の子が1人誕生しているということです。

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