2021年4月20日放送

自転車安全利用モデル校指定書交付

遠野高校で、先週(16日・金曜日)自転車安全利用モデル校の指定書交付と、交通安全講話が行われました。自転車安全利用モデル校は、正しい交通ルールで地域の手本となるような自転車の安全利用を実践してもらおうと、遠野警察署が毎年指定しています。この日(16日)は、新型コロナウイルス感染症対策として、全校生徒を代表して生徒会長の阿部光沙季さんが遠野警察署の足利署長から指定書を受け取りました。阿部さんは、「自転車安全利用モデル校として全校生徒が交通マナーを守り生徒会が交通安全の呼びかけをしっかりと行っていきます」とあいさつしていました。このあと、校内放送を使い遠野警察署の久保交通課長が、全校生徒に向け自転車の安全運転について講話を行いました。その中で、自転車も車と同じ車両であるとし、信号無視・踏切や一時停止標識がある場所で止まらないこと、携帯電話を使用しながらの運転など自転車運転中における具体的な交通違反例を紹介していました。遠野警察署によりますと、市内では去年、自転車が関係する交通事故は2件だったということですが、岩手県では187件発生しこのうち4人が亡くなり負傷者は187人だったということです。遠野高校では、通学の手段としておよそ8割の生徒が自転車を使用しているということですが、警察では、自転車の登下校時の利用について、交差点の出会い頭による事故が多く、交通ルールを正しく守り安全な利用を呼びかけています。

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