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2021年4月20日放送

災害時における電動車両等の支援協定締結

災害時における電動車両等の支援に関する協定の締結が、きのう（１９日・月曜日）市役所本庁舎で締結しました。遠野市は、岩手三菱自動車販売や三菱自動車工業と「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結しました。この協定は、災害発生時において電池とガソリンのハイブリッド車、アウトランダーＰＨＥＶなどを市に貸与し、避難所の給電に活用するほか、日常においても災害時の有用性を市民に知ってもらうことを目的としています。具体的には、この車１台で１戸の家庭のおよそ１０日分の電力を備えていて、テレビや暖房、洗濯機などさまざまな電化製品に給電できるということです。また、本田市長は「災害時において電気は命をつなぐ大切なもの、この協定で市民の暮らしと命を守っていきたい」と話していました。「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結したのは県内で２０市町村目、また電動車は県内に２車種、１８台整備されています。市は今後、この電動車を活用して防災訓練などを行っていく予定です。

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