2021年4月8日放送

こども本の森 遠野上棟セレモニー

中央通りに建設中のこども本の森遠野の上棟セレモニーが先週土曜日(3日・土曜日)行われました。こども本の森遠野は、建築家・安藤忠雄さんが遠野市に提案した子ども向けの本の施設で、安藤さんが設計・建築し、建築費用の大部分を安藤忠雄建築研究所が負担、そして完成後は、市に贈られることになっています。この日は、手指消毒など新型コロナウイルス感染症予防対策が取られる中木造建築の文化を発信することを目的として、こども本の森遠野の上棟セレモニーが開催されました。上棟式とは、建物の新築の際に行われる建築儀礼のひとつで、竣工後も建物が無事であるように祈願する行事をいいます。セレモニーには、本田市長をはじめ、建築関係者や地域住民など多くの市民が集まりました。本田市長は「皆さんが一緒になってこども本の森を育て上げ、遠野の歴史と文化と伝統を全国に発信し、子ども達にしっかり引き継いでいただきたい」とあいさつし、その後、餅まきが行われました。なお建物は来月5月下旬に完成予定、そして、こども本の森遠野は2カ月後の7月25日にオープン予定になっています。

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