2021年4月5日放送

道の駅遠野 風の丘リニューアルオープン

道の駅遠野風の丘がおとといリニューアルオープンしました。この日、リニューアルオープンを前にオープニングセレモニーが開かれ、遠野ふるさと商社の杉村亮代表取締役社長が「遠野風の丘をさらに盛り上げ、地域の経済発展に寄与していきたい」とあいさつし、オープンを祝いました。道の駅遠野風の丘は、機能の充実とサービス向上を図るため去年6月から改修工事が進められ、駐車場・建物整備の事業費は遠野市と岩手県合わせておよそ9億8000万円となっています。これにより、建物の延べ床面積はおよそ1800uに、駐車場はこれまでの1.3倍に拡大し、駐車可能台数が232台になりました。改修後の内装は古民家風に、提供する飲食は地元産の素材を使うなど、「遠野らしさ」を全面に出したものとなっています。産直やお土産などを販売する物販スペースは1.4倍の広さになり、ホップ畑の写真を使ったビールの販売コーナーが新たに設けられています。飲食スペースは1.3倍の広さになり座席数が148席に増え、団体客の受け入れが可能になりました。これまで離れていた飲食のテナントが一カ所にまとまったほか、新たに、ジンギスカンと生ビールなどが提供されるようになりました。また、施設のリニューアルに合わせて、オンラインショップのデザインも一新され、道の駅遠野風の丘は新たな一歩を踏み出しました。この日は、オープンを待ち望んでいた多くの人が足を運び、入口では新型コロナウイルス感染拡大防止のため手指消毒や検温が実施されていました。また、オープニングイベントとして、綾織しし踊りの披露や、緑峰高校の生徒による実演販売なども行われ、訪れた人は、思い思いの時間を過ごしていました。

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