2021年3月31日放送

遠野さくらまつり実行委員会臨時総会

臨時の遠野さくら祭り実行委員会総会が、きのう(30日・火曜日)本庁舎で開かれ、期間中開催となるイベント内容などについて協議されました。ことしの遠野さくら祭りは、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を徹底しながら、各種イベントが来月、4月17日(土曜日)から5月5日(水曜日)まで開催することになっています。初めに、実行委員会の会長を務める本田市長が、県内で連日発生している新型コロナウイルスに触れながら、「遠野さくら祭りについては春の遠野の底力・活力として前向きに議論を交わし、開催に向けて準備を進めたい」とあいさつしました。この後、今月19日(金)の運営委員会の協議結果が報告されたあと、期間中に実施予定の主なイベント内容など4つについて協議となり、全て原案通り承認されました。それによりますと、遠野さくら祭りでは新型コロナウイルス感染症の観点から恒例の南部氏遠野入部行列が中止となる中、4月29日(木曜日)のオープニングセレモニーは、東日本大震災10年の節目として大槌町の大槌虎舞協議会を招くほか、市内芸能団体の演舞も披露となる予定です。また、遠野ジンギスカンフェスに代わる新企画として市内飲食店が弁当などを販売する遠野まちなかテイクアウト祭りや、遠野駅前を会場に遠野マルシェが開催するということです。会場となる中央通りの蔵の道ひろばでは、新型コロナウイルス感染症予防対策として、入り口を2カ所に限定し入場時の連絡先の記入、テイクアウトで混雑しないよう動線を決めるなど4つの対策が取られます。そのほか、5月1日(土曜日)からの遠野座夜神楽公演や南部神社の宵宮祭・神輿渡御・例大祭、その後の郷土芸能共演会も実施するということです。なお、市では新型コロナウイルス感染症蔓延状況によっては規模縮小・中止も検討するとしながら、秋の遠野まつりにつなげられるよう準備を進めるとしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.