2021年3月30日放送

遠野カンタービレ2020活動報告会

市内の中学生や高校生などによる「遠野カンタービレ2020活動報告会」が、先週(21日・日曜日)遠野みらい創りカレッジで開かれました。「遠野カンタービレ」は、市内の中高生の地域を大切に思う心を育み、多様な感性に触れることで新たな学びの機会にしようと、遠野みらい創りカレッジと、東日本大震災をきっかけに発足した学生音楽団体「MotherEarthProject」が開催しました。3回目となることしは、新型コロナウイルスの影響で会場の変更や参加者を遠野市内の有志の中高生にしぼるなど規模を縮小しての活動報告会となりました。手指消毒や検温など新型コロナウイルス感染症予防対策が取られる中、遠野カンタービレに参加した中高生の手作りのポストカードが来場者に贈られた後始まったこの日の活動報告会、今回のテーマは「Restart」です。震災から10年、コロナという新たな困難に見舞われながらも、今この瞬間を新たなスタートとして未来へ向かう気持ちを、市内の中高生の有志と、「MotherEarthProject」のメンバーあわせておよそ30人が表現しました。美しい音色や身体表現、ライブペインティングなどの中学生たちが全身全霊をかけたステージに観客からは盛大な拍手が送られていました。報告会の後、「MotherEarthProject」の中島直樹代表が「何らかの形で自分を表現し続けることで若者の無限大の可能性を引出すことができ将来の自分の為になります。これからも頑張ってください」と期待を寄せていました。1年間の努力の成果を発表し、参加した生徒たちは充実した様子を見せていました。

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