2021年3月30日放送

いわて食の匠認定報告

岩手県の「食の匠」に認定された附馬牛町の女性が、先週(26日・金曜日)、本田市長にその報告をしました。報告に訪れたのは今年度県の「食の匠」に認定された附馬牛町の小向幸子さんです。県の「食の匠」とは、郷土食に関わる優れた技術をもち、その技術を伝承できる人が選ばれています。今年度は小向さんを含め9人が選ばれ、制度が始まった平成8年度からこれまで286人の個人・団体が認定されています。祖母から作り方を教えてもらったという小向さんは、黒砂糖とクルミでつくったみそあんを、小麦粉やもち粉で包んでゆで、仕上げに焼く「鎌焼きもち」で食の匠として認定されました。小向さんは、認定証書と「鎌焼きもち」を持参し、本田市長にこだわりの点や工夫している所を説明していました。本田市長は、「認定おめでとうございます。これからも食の文化をつないでいってください。」と今後の活躍に期待を寄せていました。なお現在、市内で「食の匠」に認定されているのは、小向さんを含め11の個人・団体ということです。

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