2021年3月16日放送

市民と共に踏み出す 第2ステージのスタートに向けて市民説明会

来年度・令和3年度が初年度となる第2次遠野市総合計画後期基本計画。その市民説明会が、きのう(15日・月曜日)から市内の地区センターなどで始まりました。この市民説明会は、あす(17日)までの3日間、11会場で開かれることになっています。初日のきのう(15日)は、遠野・綾織・附馬牛・松崎の4会場で新型コロナウイルス感染症対策として市役所本庁舎と各会場をオンライン会議システムでつなぐ分散開催形式で実施されました。そのうち、松崎の会場となった総合福祉センターにはおよそ15人が集まり、第2次遠野市総合計画後期基本計画などについて職員から説明がありました。遠野市では、平成28年度から令和7年度までの10年間を第2次遠野市総合計画の計画期間として「永遠の日本のふるさと遠野」を将来像に掲げ、各種施策を進めています。そうした中、今年度・令和2年度は、新たな社会に適応した各種施策を推進するため、令和3年度から令和7年度までを計画期間とする後期基本計画を策定しました。会場では、後期基本計画策定方針の6つの基本的な考え方や、計画の大綱とする5つについて説明がありました。この他、小さな拠点による地域づくりや遠野市光ファイバーケーブル整備事業など各種施策の取り組み状況について説明がありました。そのうち、小さな拠点による地域づくり行政区・消防団再編計画では、地域づくりをより効率的・効果的に推進することや、消防団員数の減少、団員の高齢化などを考慮、具体的な行政区と消防団の再編内容、そして、今後のスケジュールが示されていました。また、自然災害時の情報伝達手段への対応「新しい生活様式」の実践などを目的とした遠野市光ファイバケーブル整備事業については、通信データの高速・大容量化と安定した放送環境を整備する令和3年度中のスケジュールも示されました。このほか、新型コロナウイルス感染症対策としてワクチン接種体制整備と実施への取り組みが説明され、現状として接種券の印刷が発注済みであることや、管理システムの改修の着手今月中にコールセンターを設置することが示されています。また、摂取会場・運営体制確保は現在、県立遠野病院や遠野市医師会などと協議中ということです。各会場に集まった市民からは、予算関連や人づくりについてなどの質問をしながら新年度からの市の動きに理解を深めた様子でした。なお、市民説明会は、きょう(16日)、小友・宮守・達曽部・鱒沢あす(17日)、土淵・青笹・上郷でそれぞれ、オンライン会議システムを使った同様の分散開催形式で開かれることになっています。

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