2021年3月15日放送

遠野市・遠野市議会県選出国会議員に要望

遠野市と遠野市議会が先週木曜日(11日)新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書を県選出の国会議員に提出しました。この日は、鈴木俊一衆議院議員が遠野を訪れたのに合わせて、本田市長と浅沼幸雄議長が要望書を手渡しました。要望内容は、「新型コロナウイルス感染症対策の充実について」と「新型コロナウイルスワクチン接種について」の2項目となっています。このうち、感染症対策の充実については、地域経済立て直しや地方財政を支援するための適切な財源措置と、来月から始まる東北デスティネーションキャンペーンなどの実施に関する配慮、移住・定住促進につながる支援といった観光施策の充実についての要望が盛り込まれています。また、ワクチン接種については、ワクチンの適切な提供、ワクチン接種に要する経費に対する財政措置、国民に対するわかりやすい広報・周知を求める内容が、盛り込まれています。本田市長と浅沼議長は、「市町村は、限られたマンパワーで対応しなければならない。地元・岩手のためにお力添えをいただきたい」と話し、遠野市の取り組みの現状などを伝えていました。受け取った鈴木衆議院議員は、「経済活動の活発化とワクチン接種は最大の課題と感じている。関係本部にしっかりとこの要望を伝え、共々、努力していきたい」と応えていました。

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