2021年3月15日放送

市内の中学校で卒業式

市内2つの中学校でおととい卒業式が行われ、卒業生たちが学び舎を巣立ちました。ことしも、各校で受付での手指消毒や来賓の人数を限定するなどの新型コロナウイルス感染症対策が取られる中、卒業式が実施されました。遠野中学校では、花巻清風支援学校遠野分教室中学部と合同で卒業式が行われ、男子48人・女子68人の合わせて116人が旅立ちの時を迎えました。卒業生は、名前を呼ばれると力強く返事をし、遠野中学校の小向敏夫校長から卒業証書を受け取っていました。また、今年度は、統合して新たな遠野中学校になってから1000人目となる卒業生も送り出されました。式辞で、小向校長が学校生活でも新型コロナウイルスの影響を受けたことに触れ、「辛いこと・苦しいことから逃げずに立ち向かってきたことを生かす人生を送ってください」とはなむけの言葉を贈りました。続く送辞では、在校生代表の榊原康生さんが「先輩方が築いた伝統を引き継ぎ、私たちが目指す学校を実現させるため一人一人が努力していきます」と述べたあと、卒業生を代表して打越勇人さんが答辞を述べました。また、卒業式の後には、各教室で最後の学級活動が行われ、共に過ごした仲間や先生に感謝の気持ちを伝えて、3年間過ごした学び舎に別れを告げました。また、遠野東中学校でもおととい(13日・土曜日)卒業式が行われました。遠野東中学校では、男子25人、女子19人の合わせて44人の卒業生が、保護者や先生の温かい拍手に迎えられ入場しました。そして、名前が呼ばれた後卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。この後、式辞で多田喜夫校長は「いつの時代も多くの課題や困難が待ち受けているが、夢や目標に向かって全力を尽くすことが生きがいのある人生につながる」と卒業生にはなむけの言葉を贈りました。また、送辞では在校生を代表して菊池遼誇さんが「みなさんの選んだ道は、時に厳しく壁にぶつかることもあるかと思いますが、遠野東中で学んだことを思い出し前進し続けてください」と激励しました。そして卒業生を代表して菊池恭護さんが3年間の中学生活を振り返りながら答辞を述べました。44人の卒業生たちは遠野東中学校での3年間の思い出を胸に、次の進路へ向けて学び舎を巣立っていきました。なお、遠野西中学校の卒業式はあす(16日・火曜日)行われるということです。

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