2021年3月12日放送

遠野市新年度一般会計予算決まる

3月の遠野市議会定例会の最終本会議が、きょう(12日・金曜日)開かれ、来年度の遠野市一般会計予算などが可決されました。本会議は、午後1時に開会し、初めに予算等審査特別委員会に付託されていた来年度・令和3年度の遠野市一般会計予算など23件の議案について審議され、すべて原案のとおり可決されました。このうち、来年度の遠野市一般会計予算の総額は、今年度より1億円多い173億5000万円となりました。特徴として、「小さな拠点による新たな地域づくり」「ふるさとの森を育み木と暮らすまち条例との連動」「新型コロナウイルス感染症対策」の3つの重要施策を確実に実行するとともに、「こども本の森遠野」の開所など、来年度ならではの事業を推進していくということです。重要施策の1つである「小さな拠点による新たな地域づくり」3事業に、およそ2億5649万円。重要施策の2つ目「ふるさとの森を育み木と暮らすまち条例との連動」5事業に、およそ8868万円。重要施策の3つ目、「新型コロナウイルス感染症対策」6事業に、9667万円となっています。また、追加で提案された財産の処分についての議案も可決され、岩手県土地開発公社から取得した遠野東工業団地の土地およそ30万uを自動制御機器製品の製造加工や販売などを行っているSMCに21億8091万円で売却することとなりました。このほか、総務常任委員会など6つの委員会の閉会中の継続調査と発議案1件についても提案のとおり決定し、3月市議会定例会は閉会となりました。

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