2021年3月9日放送

遠野市防災の集い

東日本大震災から10年を迎えるにあたり、おととい(7日・日曜日)防災の集いが市民センターで開かれ、防災に関わる講演などが行われました。この催しは、関係団体が一堂に会し、東日本大震災による犠牲者の冥福と被災地の復興を祈るとともに、災害に負けない遠野を創ろうと開かれました。会場では新型コロナウイルス感染症予防対策として、消毒や検温、席の間隔を開けるなどの対策がとられていました。この日は、消防団や自主防災組織などおよそ130人が集まり、初めに黙とうをして災害の犠牲者の冥福を祈りました。続いて岩手大学の齋藤徳美名誉教授が、自然災害に対する意識や備えなどについて講演しました。また、遠野市と姉妹都市のアメリカ・チャタヌーガ市からビデオメッセージと手紙が届けられ、遠野市に対する思いが伝えられていました。また市民センターのホワイエでは、チャタヌーガ市から届いた手紙が展示されていて訪れた人たちは防災に向けた取り組みの重要性を改めて感じている様子でした。

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