2021年3月3日放送

3月遠野市議会定例会一般質問

3月の遠野市議会定例会はきょう(3日・火曜日)も一般質問が行われ、1人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、多田勉議員が登壇し、3月遠野市議会定例会に上程されている「ふるさとの森を育み木と暮らすまち条例」案についてなど市の考えを正しました。本田市長は、「ふるさとの森を育み木と暮らすまち条例」案について、遠野産材の利用促進を目的としている条例で、立木を伐採する川上から住宅を建築する川下までの一連の流れを市内で行うことで、一貫した木材利用を推進していくと答弁しました。さらに条例とともに令和3年度当初予算案に提案している、再造林を促し将来世代に林業を産業として残していくことを目的とした「森林づくり支援事業」や遠野産材を使用した建物に対して支援する「木づかい事業」など林業関係の10の事業に取り組むことにより、川上から川下までの遠野産材の利用を強力に進めていくとしています。また、木材需要の高まる時期に人材が不足するなど供給体制への影響が懸念されることについて問われた本田市長は、人材不足については全産業の共通課題として認識しているとした上で、「今回上程する条例や事業を活用し、林産業に関わる関係者との連携を図りながら、人材育成や人材確保の支援に取り組んでいく」と述べました。なお、3月市議会定例会はきょう(3日・水曜日)の午後から予算等審査特別委員会、5日に本会議が開かれ、今年度の市の一般会計補正予算などについて採決されることになります。その後、予算等審査特別委員会、最終日となる12日(金曜日)に本会議が開かれ、新年度の当初予算などの採決が行われることになっています。

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