2021年3月2日放送

市内の高校 卒業式

遠野高校と緑峰高校できょう(2日・火曜日)卒業式が行われ、卒業生たちは、新たな進路へ向けて学び舎を巣立ちました。遠野高校では、手指の消毒やマスクの着用、出席者を保護者と先生、一部の来賓のみとするなど、新型コロナウイルス感染症予防対策が取られる中、卒業式が行われました。卒業式では、男子81人、女子55人の合わせて136人の卒業生が、保護者や先生の温かい拍手に迎えられ入場しました。そして、担任の先生から名前が呼ばれた卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。この後、式辞で三浦立校長は「安直に自分に妥協したりせず、徹底的にやり抜いた先に発展する自分というものに誇りを持ち、3年間の学びを生きる推進力にして、自分を信じて、どこまでも真っすぐに生きていってほしい」と、卒業生たちにはなむけの言葉を贈りました。また、送辞では、在校生代表の阿部光沙季さんが、「この学び舎で巡り合えた人との繋がりを大切にし、信念を持って未来を切り開いていってください」と激励の言葉を贈ると、卒業生を代表して佐々木紀保子さんが、3年間の高校生活を振り返りながら、答辞を述べました。136人の卒業生たちは、3年間の思い出を胸に次の進路へ向けて学び舎を巣立っていきました。なお、卒業生の進路については、先月5日現在で進学が78人、地元企業などへの就職が28人ということです。緑峰高校でもきょう(2日・火曜日)、検温や手指消毒など新型コロナウイルス感染予防をとりながら卒業式が行われました。今年度、卒業となるのは、生産技術科29人、情報処理科19人、合わせて48人です。卒業証書授与で卒業生たちは、自分たちが作ったホップ和紙の卒業証書を感慨深そうに受け取っていました。一人ずつ卒業証書を手渡した菊池勇校長は「この学校で過ごした3年間に誇りと自信を持ってこの学び舎から新たな自分自身の挑戦に向けて巣立ってください」と式辞を述べました。この後、在校生を代表して卒業生に向け宇夫方秀斗さんが送辞を述べました。続いて卒業生を代表して坂本瞳佳さんが充実した高校生活を振り返り、また、お世話になった先生や家族の支えに感謝しながらこれからの道を切り開いていく決意を述べました。最後に、卒業生たちは、感謝の気持ちを込めて育てた花をお父さん・お母さんに贈りました。今年度の緑峰高校卒業生48人は、全員、就職・進学を決めており、次の新たな道へ進み出しました。

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