2021年3月2日放送

3月遠野市議会定例会一般質問

3月の遠野市議会定例会はきょう(2日・火曜日)も一般質問が行われ、5人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、佐々木僚平議員、小松正真議員、小林立栄議員、瀧本孝一議員、佐々木大三郎議員の5人が登壇し、介護保険などについて市の考えを正しました。本田市長は、来月からスタートする第2次遠野市総合計画後期基本計画について、「産業振興・雇用確保」「少子化対策・子育て支援」の2つを柱に各施策に取り組むと答弁しました。このうち「産業振興・雇用確保」について、遠野東工業団地を中心とした雇用の確保のほか、地場企業による産業振興も図られるよう取り組んでいくとしています。また、「少子化対策・子育て支援」の一つとして、地区センターの改修に合わせた土淵・小友・達曽部の児童クラブの改修や、老朽化した宮守保育園・白岩保育園の改築といった環境整備を進めるとしています。このほか、新型コロナウイルス対策について菊池教育長は、教育委員会では市内小中学校の児童生徒・教職員がおよそ2週間使用できる数量のマスクを備蓄していると答弁しました。また、各学校では、今月末までに予備用マスクや消毒液を購入するなど、十分な衛生用品を備蓄しているということです。菊池教育長は、県内で学校関連のクラスターが発生していることにも触れ、「これまで以上に危機管理の意識を高め、感染症への備えに取り組む考えでいる」と述べました。なお、3月市議会定例会はあす(3日・水曜日)も一般質問が行われ、その後、予算等審査特別委員会が開かれる予定となっています。

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