2021年3月1日放送

GIGAスクール スタート

遠野市内の小中学校できょう(1日・月曜日)からGIGAスクールがスタートしました。GIGAスクールは、デジタル教材を有効的に活用するためにハード・ソフト・指導体制を整えることを意味します。このGIGAスクールスタートにあたり午前9時から菊池広親教育長と市内の小中学校長によるキックオフミーティングが開かれました。菊池教育長からGIGAスクール構想や遠野市として目指す「人づくり」、運用方法などについて説明があった後、各校の校長から抱負が述べられました。附馬牛小学校の1年生の教室では、GIGAスクールの授業を前に担任の先生がきちんとモニターが児童たちに見えるか確認しながら準備していました。授業では初めにGIGAスクールについて先生が児童たちに説明しました。その後、一人ずつタブレットとしても使えるノートパソコンが渡されました。児童たちは、パスワードを入力した後、好きな動物を検索し、画面を外してほかの児童たちと見せ合っていました。そして最後に、児童たちは、授業の感想をパソコンで打ち込み発表していました。GIGAスクールで使われるパソコンは、児童生徒、教職員に1人1台配布され、卒業や異動するまで同じ物を利用することになっています。国の補助金を活用しおよそ3億5850万円をかけて実施となったGIGAスクール、校内に高速大容量のネットワークが整備され、遠野テレビ光ファイバーケーブルにより高速インターネットに接続となります。また、学校の屋内運動場の平時においては体育の授業などで使用し、災害発生時における避難所開設の際は、災害対応でネットワークが活用されることになるということです。

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