2021年2月24日放送

遠野方言川柳コンテスト表彰式・作品展

遠野弁を使った「遠野方言川柳コンテスト」の表彰式が、きのう(23日・火曜日)市役所本庁舎で行われました。このコンテストは、『遠野物語』発刊110周年を迎えた今年度、今なお大切に継承されている方言文化の振興を図ろうと盛岡市の高校生3人で組織する遠野方言川柳コンテスト実行委員会と遠野市が開きました。実行委員を務めた盛岡第一高校2年の平藤広大さんなど3人は、地域で語り継がれる方言について関心を持ち、「遠野物語」や「昔話語り部」をはじめとする方言文化が根付いた遠野を去年、何度か訪れるうちに、遠野弁に親しみを感じたといいます。そのことから今回、方言の魅力を発信しようと方言を使った川柳作品のコンテストを企画し、市の広報や新聞などで作品を募集した所、先月・1月16日から今月13日までに遠野市内のほか県内全域から141作品の応募があったということです。きのう(23日・)は、本庁舎で表彰式が行われ、応募作品の中から選ばれた最優秀賞・優秀賞の3作品が表彰されました。表彰のあと審査員からは、「温かみのある方言を使った多くの川柳が集まりました。改めて方言文化・魅力を見直す良い機会になったと感じています」と講評が送られていました。なお、「遠野方言川柳コンテスト」に応募された作品は、来月・3月6日まで市役所本庁舎1階多目的市民ホールに展示されるということです。

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