2021年2月22日放送

ファンタジー 公演行われる

46回目となる市民の舞台遠野物語ファンタジーがおととい(20日・土曜日)から2日間、市民センターを会場に公演されました。長い歴史を持つファンタジーですが、今回は、これまでに無い状況の中、スタッフ・キャストが気持ちを一つに走り切りました。遠野物語ファンタジーは、昭和51年3月から始まり、去年2月の45回公演では、入場者10万人を達成しました。また、去年10月には遠野遺産第160号に認定されています。公演前、会場となる市民センターでは、検温や手指消毒、座敷を一つずつ空けてのソーシャルディスタンスを確保するなど新型コロナウイルス感染症の対策が取られていました。今回の舞台「遠野猫譚」は、縄張りをめぐって対立する猫とその周辺の人々が繰り広げるユーモアいっぱいの喜劇でした。今回のファンタジーは、新型コロナウイルスの感染防止としてスタッフ・キャストの数、そして練習や準備も例年の半分近く減らしての開催となりました。満足な時間が持てない中でもスタッフ・キャストは、心を一つに本番に向け練習・準備に取り組み観客から温かな拍手が送られるすばらしい舞台を作り上げていました。今回のファンタジーは、新型コロナウイルス感染症対策として座席を空けるという状況の中3回の公演合わせて600人以上が会場を訪れ市民手作りの舞台を堪能していました。

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