2021年2月22日放送

3月遠野市議会定例会 開会

3月の遠野市議会定例会がきょう(22日・月曜日)開会し、来年度・令和3年度の遠野市一般会計予算案など53の議案が提出されました。市議会は、午前10時から始まり、初めに会期をきょうから来月12日までの19日間とすることが決定しました。続いて本田市長が、令和3年度の施政方針について、第2次遠野市総合計画後期基本計画のスタートとなることに触れ、計画の確実な実行に向けて取り組んでいくと述べました。また、菊池広親教育長は、令和3年度の教育行政推進の基本方針について「ふるさと教育の推進」「生涯学習の推進」「ふるさとの文化の継承・創造」の3つを基本方針として、取り組んでいくと述べました。このあと、飛内副市長が、市が提出した53の議案について説明しました。このうち、今年度・令和2年度の遠野市一般会計補正予算案として、歳入歳出からそれぞれ2億4361万円を減額し、予算総額を253億2579万7000円とするとしています。主な内容として、こども本の森構想の推進に係る事業費の計上や事業費精査による事務費等の計上などとなっています。また、来年度・令和3年度の市の一般会計予算案を「市民と共に、未来へ踏み出す予算」と位置づけ、総額は、今年度より1億円多い、173億5000万円としています。来年度は、第2次遠野市総合計画後期基本計画の初年度となることから、前期で築いた土台を後期のビジョンにつなげるため、新規31事業を加えた351事業の編成となっています。また、「小さな拠点による新たな地域づくり」「ふるさとの森を育み木と暮らすまち条例との連動」「新型コロナウイルス感染症対策」の3つの重要施策を確実に実行するとしています。このほか、財産の取得についての議案では、遠野東工業団地の用地およそ30万uを誘致企業用地として、岩手県土地開発公社からおよそ21億7445万円で取得すると説明がありました。なお、3月市議会定例会は、3月1日から3日まで11人の議員による一般質問、その後予算等審査特別委員会を経て、5日に本会議が開かれ、今年度の一般会計補正予算案などについて採決されます。その後、予算等審査特別委員会、そして最終日の12日に本会議が開かれ、新年度の予算案などについて採決が行われる予定です。

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