2021年2月17日放送

「遠野市通いの場」で体力測定

「遠野市通いの場」できのう(16日・火曜日)、日頃の健康づくりの成果を見るための体力測定が行われました。「遠野市通いの場」は、主に65歳以上の高齢者が身近な地域などに週1回程度集まり、住民が主体的に体操などの介護予防活動を行う場のことで、登録は、活動を継続的に取り組むグループに対し遠野市が実施しています。きのうは、登録第1号の宮守町・岩根橋地区の住民が集会所に集まり、1年3カ月前から取り組んできたという介護予防活動の効果を見るため体力測定を行いました。体力測定では、体組成測定の他、目を開けた状態で行う「片足立ち」や足の筋力を測定する「30秒イス立ち上がり」、歩行能力について測定する「5m歩行」など6項目が実施されました。測定が行われるのは1年ぶりのことで、集まった人たちはどのくらい効果が出ているか楽しみにしながら測定に臨んでいる様子でした。測定のあとは、今回の結果を確認し過去のデータとも見比べていました。何もしないで過ごしていると年々筋肉が落ちてくるといわれる中、集まった人たちは1年経っても維持できていることに活動の効果を実感している様子でした。「遠野市通いの場」が取り組んでいる「いきいき百歳体操」は、高知県生まれの介護予防を目的とした体操で、重りを使った筋力運動により全国的に効果が実証されているということです。遠野市では、「いきいき百歳体操」を活用した「通いの場」の普及・拡大を推進しています。

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