2021年2月9日放送

「こども本の森 遠野」に役立てて本と寄付金が贈られる

緑峰高校の生徒が「こども本の森遠野」に役立ててほしいと、先週、金曜日遠野市に本を贈りました。この日は、緑峰高校の図書委員の生徒2人がとぴあ庁舎を訪れ、絵本や図鑑など179冊を市に贈りました。緑峰高校では、日頃から地域密着型の取り組みを行う中、自分たちの学校がある遠野市の役に立ちたいという思いから、本を募集したということです。集まった本は、図書委員を中心に冬休み前から生徒や教職員に呼びかけ、冬休み明けに集めたということです。本田市長は、「緑峰高校の気持ちをしっかりと受け止め、可能性と夢に挑戦する子どもたちの為に活用させていただきます」と高校生の取り組みに感謝を伝えていました。市によりますとこれまで緑峰高校を含め市内外から1万7000冊の本が寄せられ、現在、本の整理作業が行われているということです。また、この日は、神奈川県伊勢原市で新聞販売店や広告折り込みの会社を経営する佐藤新吾さんから、「こども本の森遠野」に係る備品整備や運営経費に役立ててほしいと、遠野市に寄付金30万円が贈られました。とぴあ庁舎には、佐藤さんと交流のあるという市民3人が訪れ、子どもたちの夢や希望がつまった「こども本の森遠野」に賛同する佐藤さんの思いも本田市長に伝えていました。本田市長は、「多くの方々からこの事業に賛同いただく中、50年も前という当時の縁でこのようなをいただき大変ありがたく市民を代表してお礼を申し上げます」とあいさつしていました。なお、「こども本の森遠野」はことし5月に建物が完成、7月にオープンが予定されています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.