2021年2月8日放送

土淵町地域づくり集約大会

土淵町地域づくり集約大会がきのう(7日・日曜日)土淵小学校体育館で開かれました。この大会は、地域活動やスポーツなどで功績を残した人を表彰するとともに地域づくりの推進を図ろうと、土淵町地域づくり連絡協議会が毎年開催していて、指定管理者となってからは初めてとなります。ことしは、コロナ禍のため懇親会などは行われず、出席者も受賞者と地連協役員に絞られ、規模を縮小した形で進められました。初めに、安部全一会長が、去年10月に指定管理者となったことに触れながら、「地区センター50年の歴史に、新たな1ページを刻むことになる」とした上で、「町民のみなさんの一層のご支援ご協力をお願いします」とあいさつしました。表彰では、自治功労として、土淵町体育協会会長や土淵町まちづくりを考える会会長を務めるなどした阿部弘さんと、土淵町婦人団体協議会会長を務めるなどした似田貝美喜子さんの2人が表彰されました。スポーツの分野では、遠野市内のみならず岩手県の数々の大会で1位に輝き素晴らしい功績を残した土淵小学校6年の佐々木悠希さんに、特別スポーツ栄光賞が贈られました。同じくスポーツの分野では、土淵小学校6年の阿部里緒奈さんと2年の菊池柚奈さんに、スポーツ栄光賞が贈られています。また、代理出席となりましたが、20年あまりの永きにわたり、土淵地区センターや土淵小学校体育館の鍵を管理し、地域活動に大きく協力した菊池鏡子さんに感謝状が贈られています。この後は、2つの報告がありました。1つ目は、去年10月28日に盛岡市で開催された『令和2年度「いわて教育の日」のつどい』「学校教育」部門において、土淵小学校の「子ども語り部」が表彰されたことについての報告でした。長年、昔話の伝承活動を全学年の学習に取り入れ、学校と地域が連携した特色のある学習を展開し、児童の表現力の育成と地域文化の振興に優れた成果をあげたことが評価されたということです。今年度は、新型コロナウイルスの影響で児童たちの語りを披露する場が減っていましたが、きのうは、6年間の集大成として、代表して6年生たちが立派に語りを披露していました。また、2つ目には、安部館発掘調査の報告もあり、集まった人たちは興味深そうに話を聞きながら、土淵町には、自分たちの知らない宝物がまだまだあることに関心を高めている様子でした。

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